こみなと日記

2023年-2025年 フランス大学院留学

渡仏6週目 スタージュ面接

10月9日〜15日

スタージュの面接関連で忙しない一週間だった。スタージュとはフランス版インターンシップのことで、私のMscのコースは授業の知識と実践に重きを置いているため、1年目は約3月間のスタージュ、2年目は6月間のスタージュが過程修了のために必須。

まずはLinkedInのアカウントを作成。自分の学歴や職歴を入れる。日本と異なるのはアルバイトなどの軽い職歴やスタージュの経歴も記入できること、そしてその経験からどのようなスキルが身についたかを説明すること。フランスでは名刺交換の代わりにLinkedInのID交換をすることがあり、クラスメートは当たり前のようにIDをもっていた。

次にフランスのCVを作成。CVとはラテン語のCurriculum Vitaeの省略で履歴書のこと。日本とは異なりフォーマットは決まっていないので、友人に教えてもらったCanvaで履歴書を作成する。Canvaは無料で利用できる履歴書や資料を作れる優良サイト。MScの応募の際に作成したものを修正する。

木曜日に2つの企業とスタージュについて面接をする。まずCVを渡して、今何を学んでいるのか、職務経験などを聞かれる。驚いた質問はいつからスタージュをしたいですか、何ヶ月間やりたいですかと聞かれたこと。日本だと企業側が決めている場合がほとんどなので、この点は大きな違いだと気づいた。

朝の7時40分に撮影。陽が登るのが遅くなってきた。

 

帰り道、素敵なワイン屋を見つける。お店の人に辛口のワインを探していると尋ねたら、コート・ロワネーズの赤ワインを勧められた。花崗岩granitの影響で風味に特徴があるらしい。フランスは地方によって土壌が異なるため、ワインの風味に違いが出るとのこと。いつか本気でワインの勉強をしてみたい。「バカンス中?どこから来たの?」と聞かれたので「いや。学生で日本から来ました」と答えると日本の漫画の話をしてくれた。特に進撃の巨人が好きらしい。肝心のワインは後味の風味が良いものだった。肉料理と合いそう。

花屋は癒しの場のひとつ。前を通ると花の香りに癒される。秋菊が売られていた。冬が近い。